液状の紫外線硬化樹脂を紫外線レーザーで1層ずつ硬化させ、3次元データと同様の形状を制作する技術です。
光造形による立体モデル製作は、3次元CADデータから直接立体樹脂デザインモデルを作る為、図面やCADでデザインした物を短時間で確認する事が出来、開発時間の短縮やコストの低減が可能となります。3次元データとの誤差±0.05~0.1mm(150mm角)を保持出来ます。
更に、従来の手法に比べ、よりデザインの自由度が拡大され、中空形状や鋭角部分作成が可能な他、モデルの拡大縮小、デザイン変更、異形状の同時複数個作成、複数異形状の同時作成等にも対応が可能です。
真空注型により硬度・耐熱温度が上がり、用途も広がります。
光造形で利用される材料はエポキシ系樹脂です。この材質以上の硬度、強度等をモデルに要求される場合は、真空注型により他のプラスチック材料でモデルを作成します。
光造形で利用される材料には制限があり、様々な用途でお使いになるには真空注型による試作品製作をお勧めします。光造形モデルをマスター形状とし、シリコンで型取りをします。お客様が望まれる最終成形材に、より近い材質を選ぶことで精度の高い試験が可能になり、また外観形状(デザイン曲面)の確認も成型品にほぼ近いレベルで表現可能です。
一体成型モデルの作成やエッジを鋭角に加工が可能です。
デザイン形状よりも機能形状を優先するような製品、例えばエンジンのマニホールドのような製品を試作する場合にも光造形の一体加工が威力を発揮します。
マニホールドのような形状を一般工法でモデリングするには製品を複数のパーツに分割し、加工後に張り合わせる事になりますが、光造形では一体加工が可能な為、短納期で対応が出来ます。
そして、加工方法の制約が少ないため、様々な形状を、従来の切削加工に比べて圧倒的なスピードで製作可能です。
一見単純な事ですが、従来工法と比較すると色々なメリットがあります。
光造形品は形状確認、機械部品、営業用サンプル、加工用マスター、などとして利用出来、航空宇宙、 自動車、建築、家電、玩具等の分野や、更には CTスキャナー、MRI、3次元測定器の断層データを基に、骨や患部の立体樹脂モデルを製作するなど医療分野でも応用されています。
真空注型のマスターモデルとして、利用することも出来ます。
- デザイン
- 意匠・形状の確認
- デザインの評価
- 3Dデータチェック
- プレゼンテーション
- 開発・設計
- 機能確認
- 性能評価
- 実装評価
- 可視化評価
- 生産・製造技術
- 期間短縮
- 金型の検証
- 生産工程の検証
- 注型用マスターモデル
CADデータでSTLフォーマットにデータ変換をして、出力します。

![]()
レーザー光が照射された部分のみ液体が硬化します。

1層硬化すれば、硬化分テーブルも下がっていきます。(0.05~0.2mmピッチ)

![]()
最終層まで硬化すれば出来上がりです。

ABS相当品の強度・靭性がありますので嵌め合わせ等も問題なく使用できます。
物性がABSに近づいた為、初期自作にも利用できます。嵌め合い・ビス止めにも利用できます。短時間で経済的にモデル製品が可能です。切削モデルでは不可能なアンダーカット部や中空形状など複雑な形状でも1体造形可能です。

硬化物物性表
| 樹脂名 | エポキシ系紫外線硬化樹脂 |
|---|---|
| 正式樹脂名 | SCR735 (ABS) |
| 比重 | 1.2 |
| 引張り強度(Mps) | (MPa) 45 |
| 破断伸度(%) | 6.8 |
| 引張り弾性率(GPa) | 2.5 |
| 曲げ強度(MPa) | 83 |
| 曲げ弾性率(GPa) | 2.5 |
| 衝撃強度(ノッチ付) | (J/m) 29~33 |
| 熱変形温度(℃)・高荷重 | 48 (90) |
| 硬化物外観 | 淡黄色透明 |
| 樹脂の特徴 | 高耐熱/高靱性 |
※( )内数値は熱処理後の数値となります。
※上記の仕様及び物性値は予告なしに変更する場合があります。
