【スタートアップ向け試作ガイド③】 3Dプリントから次に進むタイミング
こんにちは!
スタートアップ向けに、試作・モノづくりの考え方をお伝えする
「スタートアップ向け試作ガイド」シリーズ、第4回です。
前回は、
「試作で全部作り込まなくていい理由」についてお話ししました。
今回は、試作を進める中でよく出てくる
「3Dプリントの次はどう考えるべきか?」というテーマについてです。
結論から言うと、
3Dプリントで困りごとが出てきたタイミングが、次に進むサインです。
3Dプリントは、スピード感を持って形にできるため、
初期試作において非常に有効な手段です。
「まずは形にしてみる」という段階では、コストや納期の面でも取り入れやすく、
スタートアップにとって大きなメリットがあります。
一方で、開発が進むにつれて、少しずつ課題が見えてくることがあります。
・強度が足りない
・表面の粗さが気になる
・見た目がチープに見えてしまう
・数量が増えるとコストが合わない
・より製品に近い表面で試作品を作りたい
こうした次のステップへ進む、重要度が出てきたときが、次のステップを考えるタイミングです。
特に、
・展示会やピッチなど、人に見せる機会が増えてきた
・10〜50個程度の数量が必要になってきた
・機能性や耐久性を求められるようになってきた
このような状況では、
3Dプリント以外の工法を検討することで、
より目的に合った試作が可能になります。
たとえば、
小ロットで外観を重視する場合は真空注型、
強度が求められる場合は切削加工、
精細さや透明性を重視する場合は透明造形など、用途に応じた選択肢があります。
3Dプリントが使えなくなるわけではなく、
開発の段階に応じて、役割が変わっていくイメージです。
最初は「形にするための手段」だったものが、
次の段階では「検証の一部」として使われるようになります。
この変化をうまく捉えることで、
無理のない形で開発を進めることができます。
~まとめ~
3Dプリントは、開発初期において非常に有効な手段です。
その一方で、目的やフェーズに応じて、次の選択肢を考えることも重要です。
弊社では真空注型や光成形という工法で次なるステップへスムーズにご案内が可能です。
次回予告
次回は、「量産前にやっておくべき試作とは?」についてご紹介します。
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