X線CTスキャンとは?

非破壊検査や非接触測定、リバースエンジニアリングなどといった各種用途でニーズに高まりを見せている工業用X線CT。
ワークにX線を照射させることでワークの透過画像を取得し、CTでワーク内外の寸法や構造を確認できる技術です。
当社では、Carl Zeiss製 高精度X線CT METROTOMを導入し、小型で複雑なワーク内部の欠陥を非破壊検査することはもちろん、内部寸法や内部曲面形状を高精度に計測することが可能です。

  • CAD比較

  • リバースエンジニアリング

  • 寸法検査

  • 内部非破壊検査

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X線CTスキャンの特徴

  • 製品をX線CTスキャニング。これまでの座標測定機では検出できなかった製品内部構造や素材内部欠陥を測定、分析、検査できます。
  • 非破壊での内部観察が可能です。
  • 複雑な固定治具は必要ないため、時間とコストを削減できます。
  • 1回のスキャンで、内部構造と外部構造を同時に取得できるため、全体構造を再現できます。

使用用途

試作プロセス

  1. 01

    対象物を固定

    対象物を写らない素材の上に乗せ、撮影中に動かないよう固定します。

  2. 02

    対象物の位置を調整

    固定した対象物を回転台の上に乗せ、撮影範囲からはみ出ないよう位置を調整します。

  3. 03

    X線の出力を調整

    きれいに撮影するため、素材や形状に応じてX線の出力を調整します。

  4. 04

    撮影・計測

    十数分から1時間程度で撮影データが出来上がります。

  5. 05

    データ処理・解析

    撮影データをソフトに読み込み、3Dモデルの出力や解析などを行います。

設備について

当社のX線CT撮影では、寸法測定や公差評価、非破壊での内部観察を高精度に
実行できるドイツ・カールツァイス社のMETROTOM 800を導入しています。
同装置はドイツ工業規格「VDI/VDE 2630」に準拠してCTの精度確認を行っており、
「世界で初めて寸法精度を保証した工業用X線CT」となったことが特徴です。

METROTOM 800 130kVの主な仕様

最大管電圧 130kV
最大出力 39W
測定範囲 Φ150mm x h170mm
測定範囲
(Z軸方向画像結合・ハーフスキャン時)
Φ275mm x h360mm
最大ワーク重量 5kg
ロータリテーブル可動域
(X 軸 x Y 軸 x Z 軸)
700mm x 270mm x 270mm
デテクタ 195mm x 243mm(1536 x 1920px)
測定精度(VDI/VDE 準拠) 195mm x 243mm
(1536 x 1920px)
E:6.9μm + L/100
SD: 2.9μm + L/100
PS: 3μm
PF: 4μm
測定可能な素材 プラスチック・ゴム、シリコーン類、アルミなど金属、スチールなど

価格表

目的 標準作業 納品物 価格(円 / 概算) オプション
内部監察 試料測定~ビューワ形式データ作成、断面画像出力 ビューワインストーラー
ビューワ断面画像
50,000
寸法検査 試料測定~寸法測定
(5箇所以下)
指定箇所寸法測定画像 60,000 測定箇所が6箇所を超える
場合は1箇所につき+2,000円
試料測定~偏差カラーマップ出力 偏差カラーマップ 60,000
リバース
エンジニアリング
試料測定~STL出力 STL 50,000 要モデリング時は時価x_t,step,iges出力は要相談(最低+10,000円~)

特殊依頼について

CTサービスでは、CTサービスの即日測定が可能です。