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【ゴルフ機器】ゴルフシミュレーター FOCUS|天井設置を考えたデザイン・筐体設計

  • FOCUSの薄い意匠カバーと本体を斜め下から見た外観イメージ
  • FOCUSのカバー形状と中央の機器配置が分かる下面イメージ
  • FOCUSの金属筐体・内部機器・意匠カバーを分けた構成図
  • ゴルフ施設の天井に設置されたFOCUSとプロジェクター
  • 天井設置のFOCUSを備えた打席でスイングする利用者

プレーに集中できる、薄く見せる筐体デザイン

有限会社アンプラス様のゴルフシミュレーター「FOCUS」のデザイン・筐体設計を担当しました。天井に設置する機器の存在感を抑えながら、性能への期待が伝わる外観と、組立て・放熱を考慮した構造を形にした事例です。

本体と意匠カバーを上下に分け、内蔵部品をなるべく本体側へ収めることで、見えるカバーを薄くする構成を検討。真空注型と板金加工、塗装・印刷による加飾を組み合わせ、トータル約3か月で製品の完成につなげました。

お客様
有限会社アンプラス様
対象製品
ゴルフシミュレーター FOCUS
担当範囲・工法
デザイン・筐体設計/真空注型+板金加工/加飾
リードタイム
トータル約3か月

背景・課題|目立ちすぎない機器の姿を考える

外観のデザイン性は重要ですが、プレー中に機器が必要以上に目立つと、利用者の意識を引いてしまう可能性があります。そこで目標としたのは、なるべく薄く見せ、その存在を気にせずプレーできるような形状でした。

天井に設置することを前提に、外から見える意匠と、内部機器を収める本体の役割を整理。外観だけで薄さを演出するのではなく、部品をどこに収めるかという筐体の構成から検討しました。

目指したのは、存在感を抑えながら性能の良さを感じさせる外観。 薄く見える輪郭、前方へ流れる造形、落ち着いたカラーリングを組み合わせ、プレー空間になじむデザインを追求しました。

製品の特徴|ゴルフの動きを視覚的に伝えるFOCUS

FOCUSは、ゴルフのクラブの軌道などを視覚的に伝える製品です。原記事で紹介している2022年の製品紹介記事では、クラブの軌道やボールの飛び方を地面に映す仕組みが紹介されています。本事例では、その機器を収める外観と筐体の設計・製作に取り組みました。

天井設置を考えた構成

設置場所を踏まえ、本体・カバーの形状と内部レイアウトを検討。掲載写真では、天井に設置された機器とプレー空間をご覧いただけます。

薄く見える意匠カバー

内部の機器をなるべく本体側に収め、上下に分けた意匠カバーが薄く見えるよう工夫しています。

金属を主体とした筐体

意匠カバーを除き、メインの筐体や内部ブラケットは金属パーツで構成。板金加工品を含む設計に対応しました。

デザインの意図|薄さ・流れ・色で印象を整える

本体と意匠を上下に分ける

本体部分と意匠部分を分けることで、機能を収める空間と外観をつくる面を整理しました。内蔵するものをなるべく本体側へ寄せ、利用者から見えるカバーの厚みを抑えて感じられるようにしています。

後ろから前へ流れるライン

カバーは後ろから前への流れを意識した形状とし、ユーザーに「飛ぶ」イメージを伝えることを狙いました。飛距離が伸びそうな印象を造形で表現したもので、製品による飛距離向上の実測結果を示すものではありません。

目立ちすぎず、性能を感じさせる色

カラーリングも、必要以上に目立たないことと、性能の良さが伝わることを両立する方向で検討しました。流線形のカバーと色の組み合わせにより、プレー空間での落ち着きと製品らしさを整えています。

筐体設計|組立て・配線・熱の通り道を検討

筐体内部には空間の余裕がありましたが、実際の組立て環境を考えたパーツ構成が必要でした。メインの筐体や内部ブラケットを金属で構成するにあたり、外装の見え方と内部部品の収まりを合わせて検討しています。

内部配線や熱源を意識したレイアウトに加え、熱を逃がす通り道を設計へ織り込みました。また、実際に加工する業者と密にやり取りし、板金加工を含む構成を製品として成立させています。樹脂筐体で培った設計の経験を、金属部品を組み合わせる筐体にも生かした事例です。

  1. 薄く見せる外観と天井設置の条件を整理
  2. 本体・カバーの分割と内部配置を設計
  3. 真空注型と板金加工で部品を製作
  4. 塗装・印刷で外観を仕上げ、製品を完成
工法真空注型+板金加工、塗装・印刷
材質PPライクなど
用途検証用試作品・展示会用・市場投入(小ロット生産)

成果|意匠と金属筐体をつなぎ、製品を完成

外観の薄さを感じさせるカバーと、内部機器を収める金属筐体を組み合わせ、加工業者との連携によって製品が完成しました。デザインから筐体設計、真空注型・板金加工、加飾まで、トータル約3か月で取り組んでいます。

使用用途は、検証用試作品、展示会用、市場投入に向けた小ロット生産。掲載している外観イメージ、分解構成、天井への設置写真は、意匠と構造、使用場面をあわせて確認できる資料です。

製品紹介記事|FOCUS(2022年公開)
有限会社アンプラス様 公式サイト

本ページは2022年公開の開発事例です。掲載仕様・期間は本事例の内容であり、現行製品の仕様や個別案件の納期を示すものではありません。

ゴルフ機器の筐体開発に関するよくある質問

本事例ではどこまで担当しましたか?
デザイン、筐体設計、真空注型と板金加工、塗装・印刷による加飾です。トータル約3か月で、検証用試作品・展示会用・市場投入に向けた小ロット生産の用途に対応しました。
機器を薄く見せるために何を工夫しましたか?
本体と意匠部分を上下に分け、内蔵機器をなるべく本体側へ収めました。これにより、外から見える意匠カバーが薄く見える構成を目指しています。
金属や板金を使う筐体にも対応できますか?
はい。本事例では意匠カバーを除くメイン筐体や内部ブラケットを金属パーツで構成しました。加工業者と連携し、実際の組立て環境を踏まえて設計しています。
天井設置や放熱も考慮していますか?
天井への設置を考慮し、内部配線や熱源を意識したレイアウト、熱を逃がす通り道を設計に織り込みました。本ページでは放熱性能の測定値や改善率は記載していません。
試作品から展示会用・小ロット製作まで相談できますか?
はい。目的に合わせて工法や仕上げを検討します。本事例では真空注型と板金加工を組み合わせ、塗装・印刷で加飾しました。数量、材質、設置条件、希望納期をお知らせください。

使用空間になじむ、機器のデザインと筐体設計へ

設置場所や使う人の視点を踏まえ、外観・内部レイアウト・製作方法を一緒に検討します。ゴルフ機器をはじめ、樹脂と金属を組み合わせる筐体や、展示会・小ロット製作についてご相談ください。

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