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【工作機械】YBM 640V/950V Ver.Ⅴ|外観デザイン・グッドデザイン賞

  • 2022年度グッドデザイン賞のロゴとYBM 640V Ver.Ⅴの正面外観
  • 赤い縦の帯と独立した操作パネルを備えたYBM 640V Ver.Ⅴの斜め前方外観
  • YBM 950V Ver.ⅤとYBM 640V Ver.Ⅴを並べた正面デザイン
  • YBM 640VのYASDA REDの帯と銘板、操作パネルの拡大イメージ
  • YBM 640Vの側面に連なる窓付き外装と赤い縦ライン
  • YASDA工作機械の外観の違いを比較する3種類のデザインイメージ

YASDAの精度と信頼を、世界に伝わる外観へ

安田工業株式会社様の工作機械「YBM 640V Ver.Ⅴ & YBM 950V Ver.Ⅴ」の外観・意匠デザインを担当しました。ドイツ市場を意識した均整の取れたプロポーションと、作業する人の使い勝手を両立するデザインを目指しました。

加工精度の高さ、剛性感、長年の信頼をどのように外観で伝えるか。競合機種の調査からデザインテーマを定め、大きな面と丸み、YASDA REDの縦の帯、可動式操作パネルを組み合わせて形にしました。トータル約3か月のデザイン事例です。

お客様
安田工業株式会社様
対象製品
YBM 640V Ver.Ⅴ/YBM 950V Ver.Ⅴ
担当範囲
外観・意匠デザイン
リードタイム
トータル約3か月
2022年度グッドデザイン賞受賞。 マシニングセンター「YBM 640V Ver.Ⅴ & YBM 950V Ver.Ⅴ」として受賞しています。公式受賞ページには、当社デザイナーの参加も掲載されています。

背景・課題|ドイツ市場を見据えたブランドの表現

開発テーマは「ドイツ市場で売れるものに変貌させたい」。YASDAブランドの強みである高い加工精度や剛性感、長きにわたり国内のユーザーから得てきた信頼を、製品の姿にどう表すかが出発点でした。

まずドイツ市場の競合機種を調査すると、奇抜な外装表現よりも、程よく近代的なスタイルと躍動感を兼ね備えた形が見えてきました。その特徴を踏まえ、伝統を引き継ぎながら新しさを感じさせる方向を検討しました。

外観の新しさと、長く使う工作機械としての落ち着きを両立。 均整の取れたプロポーションを軸に、YASDAらしさと操作のしやすさが伝わるグローバルなデザインを目指しました。

製品の特徴|加工の現場に向き合うマシニングセンター

対象は、安田工業株式会社様のマシニングセンター2機種です。本事例では、機械の加工性能そのものを開発するのではなく、その精度や信頼感を伝える外観と、日々の操作を考えた意匠を検討しました。

精度と剛性感を伝える姿

YASDAが培ってきた高精度な加工のイメージを、大きく整った面構成と安定感のあるプロポーションに重ねました。

作業位置に近づく操作部

スリムで可動域の広いセパレート型の操作パネルを採用。扉に近い位置で操作でき、NCコントロールパネルをワークエリア内まで移動できる構成です。

長く付き合えるデザイン

伝統の銘板が映える、すっきりしたシンプルなモダンデザイン。お客様に末永く使っていただくことを想定しました。

デザインの意図|ネオモダン&ネオアグレッシブ

調査を踏まえて定めたデザインテーマは「ネオモダン&ネオアグレッシブ」です。近代的な端正さと躍動感を、派手な装飾に頼らず、面・角・色の組み合わせで表現しました。

おおらかな面と、角の丸み

外装はおおらかな面構成とし、角に丸みを持たせました。大きな機械の存在感を整えながら、硬い直線だけではない柔らかさを加え、均整の取れた輪郭にまとめています。

縦に伸びるYASDA RED

ブランドを象徴するYASDA REDの帯を、目に留まる位置に縦に真っすぐ配置。シンプルな外装の中で視線を引き、機械の縦のラインと躍動感を際立たせました。安田伝統の銘板も、外観の重要な要素として生かしています。

外観と使い勝手を一緒に考える

操作パネルをスリムなセパレート型とし、広い可動域を確保する構成へ。機械の見た目だけでなく、扉の近くやワークエリア内で操作できる使い勝手を、デザインのポイントに据えました。

開発内容|市場の調査から外観・意匠の具体化へ

外観・意匠デザインの検討では、市場の特徴を調べ、ブランドの強みを整理したうえで、造形と操作部の方向性を具体化しました。原文に記載された検討内容は次のとおりです。

  1. ドイツ市場の競合機種の外観を調査
  2. ネオモダン&ネオアグレッシブをテーマに設定
  3. 面構成・丸み・赤い帯・銘板の見せ方を検討
  4. プロポーションと操作パネルの使い勝手を両立
対象工作機械・マシニングセンター
担当デザイン(外観・意匠)
期間トータル約3か月

成果|2022年度グッドデザイン賞を受賞

YBM 640V Ver.Ⅴ & YBM 950V Ver.Ⅴは、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。公式の審査評価では、作業エリア内へ移動できるセパレート型操作パネルや、大きな面と縦のラインによるまとまりのある外観が評価されています。

本事例では、YASDAの伝統と新しい造形を組み合わせ、ドイツ市場を意識した姿を具体化しました。市場への適合を目指したデザイン事例であり、販売増加や市場での受容を実測した成果として示すものではありません。

グッドデザイン賞公式|2022年度受賞情報を見る

工作機械のデザインに関するよくある質問

本事例でクロスエフェクトが担当した範囲は?
安田工業株式会社様のYBM 640V Ver.ⅤおよびYBM 950V Ver.Ⅴの外観・意匠デザインです。トータル約3か月で対応しました。機械の加工機構や制御システムの開発を当社の担当として記載するものではありません。
デザインテーマはどのように決めましたか?
ドイツ市場の競合機種を調査し、近代的なスタイルと躍動感を踏まえて「ネオモダン&ネオアグレッシブ」と定めました。YASDAの精度、剛性感、信頼感を外観で伝えることを目指しています。
操作パネルにはどのような工夫がありますか?
スリムで可動域の広いセパレート型とし、扉に近い位置で操作できる構成にしました。NCコントロールパネルをワークエリア内まで移動できる点も、原文に記載された特徴です。
グッドデザイン賞を受賞した製品は?
マシニングセンター「YBM 640V Ver.Ⅴ & YBM 950V Ver.Ⅴ」です。2022年度に安田工業株式会社様が受賞し、公式受賞ページに当社デザイナーの参加が掲載されています。
既存の産業機械の外観リニューアルも相談できますか?
はい。ブランドの特徴、想定市場、使用場面を整理し、外観と操作のしやすさを検討します。本事例のように、既存ブランドの伝統を生かしながら、新しい印象を持たせるデザインもご相談いただけます。

技術の価値が伝わる、産業機械のデザインへ

ブランドの強みや使う人の動作を踏まえ、外観と使い勝手を一緒に検討します。工作機械・産業機械の外観リニューアルや、新製品の意匠デザインをご相談ください。

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